素晴らしき世界で賽を振れ

NEWSと嵐と私。アイドルだって人間だもの。頑張っている人からパワーをもらって生きて行く。

嵐と私 2

「嵐と私 1 」では、翔さんとのめくるめく巡り合いについて書いていたけど、私は緑の彼が好き。嵐の緑は相葉氏。相葉氏が好き。

「嵐と私 2」では、なぜ本格的に嵐にハマっていったかつらつら書いていく。思い出しながらだから思い出せない可能性大。

 

大学を卒業して社会の扉を開いた私は、東京から地元の片田舎に戻ってきていた。大学で勉強したことを生かせる仕事に就くため地元で就職したんだけれど、やっぱり東京で好き勝手やってきた身で久しぶりに戻った地元(しかも実家暮らし)は正直きつかった。そして仕事。新人時代は誰しもがいろんな意味で鍛えられるだろうけど、中々に鍛えられたように思う。今思えば何てことなくても、当時の大学出たてのピヨピヨしていた私にとっては結構にシンドイ日々であった。そして社会人3年目の春。嵐にオチテしまった。たぶん現実逃避。仕事もキツイし、彼氏とも微妙だし、何か新しい事、楽しい事を求めていたのか、テレビの中でtruthを歌う姿にビビットやられてしまった。

「嵐ってこんな歌も歌うんだ」「元気な歌だけじゃないのね」「やだかっこいいかも」「かっこいい!」「すき!!」

デビュー時のA・RA・SHIぶりの衝撃。そこからはもうもう坂道を転げ落ちるお饅頭のようにあっという間にジャニオタ街道まっしぐら。そして昔とは違い、なんせ私には財力が備わっていた。あと、文明の利器ケータイ・PC。お金とネット環境があればなんでもできる。あっという間にファミリークラブに申し込んで黄色い会員カードを手にして、そしてすぐやってきた5×10の国立に申し込むも落選。「だよねー新規だもんねー」と涙を流しつつ、その後の5×10東京ドームに初参戦。感謝感激雨嵐でフライングで登場した嵐5人を目にして号泣。

コンサートって楽しい!楽しい!!楽しい!!!ジャニオタって楽しい!本当に!!今まで(嵐デビュー時を除く)全然興味を持たず、自分には関係の無い事だと思っていたジャニーズのコンサートがこんなに楽しいとは。衝撃の楽しさ。知らなきゃ損だと思う、よ。まさか自分が、ジャニーズなんて。と思っている人ほど大人になってからハマっていくのではないかな。

そして、なぜ相葉氏だったのか。ジュニア時代の相葉氏やデビューそこそこの相葉氏について、そんなに好きじゃなかった記憶がある。その時の自分のアイドルは翔さんだったんだろう。でもお互い20代になり、いい感じに年を重ねてきた相葉氏は最強だった。ビジュアルも中身も。笑顔の奥の寂しさとか悲しさとか、そんな感情の悲哀なんて分からないけど、きっとこの人はこの笑顔の奥に隠してる何かがあるんだろうな。なんて勝手に読み取ってその影の部分に惹かれたのかな。もうあまり思い出せないけど。今は親戚の年の近いお兄さんのような気持ちで見ているけど。だから「その髪型やめてくれ~」「その衣装なに!?」「え、初回予約終了してますか!?」とかね、何やかんや言いつつも、「結局好きですよ」と、とても穏やかに嵐と相葉氏を見ていられるようになった。

嵐が所謂「国民的アイドル」って言われてしまうような人気と環境を手にするまでの姿をちょっとだけ近くで見てこれた、それを見ちゃったらフンやめれないよね~って。

どんなに会員数増えても、チケット取れなくても、ツアーに参戦できなくて悲しくても、やっぱりファミクラの振り込み用紙が届いたら振り込まずにはいられない。

ツアー落選すれば心がササクレだつけれど親戚のお兄ちゃんポジションに落ち着いてくれたから、これからも応援していくんだ。

 

LOVEツアーぶりの生嵐を宮城で拝んでくる。

参戦できるありがたみをかみしめつつ。